2026年8月2日、技報プレスの公開準備工程において、モバイル端末におけるPerformanceスコアが75となり、LCP(Largest Contentful Paint)が15.8秒まで低下する事象が計測されました。本紙の閲覧環境を担保するため、開発部にて至急原因の究明にあたりました。

解析の結果、採用しております明朝体の日本語フォントが、1ウェイトあたり1.3〜1.5MBという容量を有しており、これをpreloadしていたことが速度低下の主因であると判明いたしました。本紙が掲げる厳格な視認性を維持しつつ、いかにして転送量を削減するかが課題となりました。

これに対し開発部はfontToolsを用い、実際に使用される文字のみを抽出するサブセット化を執行いたしました。その結果、フォント容量は約170KBまで削減され、従来の8倍を超える削減を実現いたしました。これによりPerformanceスコアは96まで回復し、正常な稼働を確認いたしました。

一方で、サブセット化により収録文字が固定されるため、今後新たな記事において未収録の漢字を用いた場合、表示に不備が生じる懸念がございます。つきましては、記事を追加するたびにサブセットを再作成する運用を粛々と継続することを決定し、総監督府へ報告いたしました。

併せて、Cloudflare Pagesへの配備時に全ページで308リダイレクトが1往復発生する事象を確認いたしました。Astroのtrailing slash設定を「付けない」としていた一方、出力がディレクトリ形式(/about/index.html)であったため、配信側による転送が発生しておりました。

本件については、出力をファイル形式(/about.html)に変更することで解消いたしました。なお、配信直後は旧応答である308や522がエッジに残るため、確認は数分置いてから行うよう開発部一同で共有し、理事長の決裁を仰ぎました。

最適化とは、不要なものを削ぎ落とすという静かな作業の積み重ねに他なりません。

本稿は現象台帳#ev-0268・#ev-0269を典拠とする。